〔lawyer’ blog〕✍ “開所祝い”とロゴマーク

2ヶ月ほど前,以前に所属していた事務所の大先輩*先生から“開所祝い”をいただきました。私がこの事務所を開いたのは昨年1月のこと。1年以上経ったこの時期の“開所祝い”にちょっと戸惑いましたが,*先生によれば,お祝いに何を贈ろうかと迷っているうち,あっという間に1年が過ぎてしまったのだとか(笑)。茶目っ気のある*先生らしい。

そして,その迷った*先生からいただいたのは,お花でも,お菓子でも,はたまた書籍でもなく,“ユキチ”が描かれた万能の神,いや“紙”。色々と迷われた結果,この結論にたどりつかれたようです。枚数は恐れ多くてちょっと書けません(*先生,本当にありがとうございます)。こうなると,今度は私が考える番。せっかく“開所祝い”としていただいたものを,毎月の経費の支払いに充ててしまうのでは(充てたいところはやまやまなのですが)何か失礼なような気がしますし,絵画や壺などの美術品を飾るだけのスペースは今の事務所にはありません。「新版注釈民法」という民法のコンメンタールをまとめ買い,オトナ買いしようかと一瞬思いましたが,出版されているものを揃えようとすると30万円近くしますし,何より民法は債権法の部分が昨年改正され,さらに,相続関係についても改正に向けた動きが活発化しているので,今は買うタイミングではないような気もします。私も色々と迷って最後に思いついたのが,事務所のロゴマークを作成することでした。

こちらがそのロゴマークになります。デザインをしていただいたマサさんによれば,“ひまわり”と“朝日”がモチーフになっていて,明るい未来を連想させるものとしているのだそうです。また,色の違う花びらは,ちょっとわかりずらいかもしれませんが,「川口」の文字を表現しています。地域密着で地元を明るく,と私がマサさんにお話しをした記憶はちょと定かではないのですが,心の内をくみ取っていただきました(笑)。

マサさんには,ロゴの作成に合わせてこのHPのTOPページを修正していただき,また,ロゴを使った封筒や名刺も作っていただきました。従来のものがなくなり次第,新しいものを使っていく予定です。皆さんに親しんでいただけるロゴになったのではないかと思いますし,何より,*先生からいただた開所祝いをカタチにして残すことができてよかったです。