〔lawyer’ blog〕✍ サウスピアで学習会

先月末のことになりますが,顧問先企業で学習会の講師を務めてきました。テーマは「事業所等における安全配慮義務」。安全配慮義務というと企業がその従業員の健康と安全を確保するために守らなければならない義務というイメージがあるかと思いますが,最近は,店舗や施設の管理運営者が客や施設利用者との関係で負担する義務としても構成されるようになっています。200名近い受講者があったのですが,皆さん,マネージャーなど管理的なポジションにある人たち。受講アンケートには,こうした事例で企業に責任が生じてしまうということはよくわかったが,では,どうすれば責任を負わないで済んだのかをもう少し解説してもらいたかったという感想があったようですが,職場に潜んでいるリスクを改めて洗い出す機会にしてもらうことが目標のひとつでしたので,こうした感想が引き出せればまずは目標達成と言えそうです。

ところで,学習会の会場に使われたのは「サウスピア」9階の多目的ホール。「サウスピア」というのは,2013年1月にオープンした区役所(さいたま市の南区役所)や子育て支援センター,図書館などが入った複合公共施設です。ここの多目的ホールはなかなかの優れもので,普段はフローリングの平らなホールなのですが,床には電動折畳式のステージ,壁には移動式観客席が収納されていて,スイッチひとつでステージがせり上がり,10段ある観客席が壁から現われます。観客席は高さもあるのでフィルム上映や音楽演奏などにも向いていそう。武蔵野線,埼京線が交差するJR武蔵浦和駅に直結していて交通の便も良いですし,何より使用料がとってもリーズナブル。平日であれば,全日借りても1万1910円,夜間だけの利用であれば5380円! 弁護士会の研修会や行事などでも重宝しそうです。

《Staff blog》「奨学金 借りるとき返すときに読む本」

平成28年の日本学生支援機構の調査では,奨学金の借り入れ率は4年生大学で48.9%,短期大学で52.2%に上ります。

学業を修める上で重要となっている「奨学金」を借り入れる上で,借入金額や利率・返済について,日本学生支援機構の冊子を読んだだけでは,実態をなかなか把握できないのではないでしょうか。

本年1月,以前私が所属していた埼玉総合法律事務所の,鴨田譲弁護士が事務局長を務める埼玉奨学金問題ネットワークから『奨学金 借りるとき返すときに読む本』(弘文堂)が出版されました。

主に、最も利用者の多い日本学生支援機構の奨学金について、借りるときに注意すべき点、返済が難しくなった際の救済制度、延滞するとどのようなことが起こるのか、実際の日本学生支援機構との裁判例などについて紹介しています。

定価1728円(税込み)のところ,なんと現在,埼玉総合法律事務所の受付で1500円で販売しております。

奨学金を借りようとしている方,すでに借入をされている方は是非お読みください。

(おかげさまで増版されました(*^_^*))

〔lawyer’ blog〕✍ アートパーク

今年はずいぶんと早く桜が開花したなと思っていたら,あっという間に初夏のような陽気になってきました。昨日などは日中であれば半袖でも大丈夫でしたね。

事務所が入っているマンションの産業道路をはさんだ向かい側には公園があります。正式な名称は「並木元町公園」。公園敷地の中に「アートギャラリー・アトリア」があるので“アート・パーク”という呼び方もあるようです。公園の西側,アリオ寄りの部分には芝生広場や噴水があって,子どもたちの遊び場になっています。春休みの昨日も,はしゃぎ廻る子どもたちの大きな歓声が事務所の窓越しに響いてきました。これに対して,公園の東半分,産業道路に面した側は,昨年1月,事務所を開設した時から,ずっと工事用のフェンスで覆われて中を見ることができませんでした。公園の地下に雨水を貯める調整池を造る工事が続けられていたのです。先月末,その工事がようやく終わってフェンスが取り外されました。木が植えられ,ベンチも並べられて,ちょっと良い雰囲気です。

今回整備が終わった産業通り側の半分は,どうやら大人も休める場所として作られたよう。夜になるとベンチの下にある灯りが点灯します。デートに使える,といった洒落た感じはまったくありませんが(?),今はまだちょっと頼りない植栽が木陰を作るくらいまで大きく育ってくれれれば,ご近所の憩いの場になってくれそうです。

 

〔lawyer’ blog〕✍ 文旦(ブンタン)

ふるさと納税の返礼品,第2弾。高知県黒潮町から「文旦(ブンタン)」が届きました。知らなかったのですが,グレープフルーツやナツミカン,ハッサクなどは,文旦が自然交雑してできた品種なのだそうです。つまり,文旦はおなじみの柑橘類の祖先のような存在ということ。ナツミカンほど甘さはなく,ハッサクと比べると水分が少なくてパサっとした食感。物足りないと感じる人もいるかもしれませんが,私はこの素朴な味が大好きです。

文旦を食べると思い出すのが,弁護士になって初めて一人で受任した民事事件の依頼者,Wさんのこと。橋梁工事の型枠大工をしていて,1年の大半を山奥の飯場で過ごしているという方でした。病気で亡くなった同僚の手荷物の中に,この人にお金を貸したときのものと思われるメモが残されていて,そのメモを見た遺族から貸金の返還を求められたというちょっと変わった事案でした。亡くなった同僚とはお金を貸し借りする関係があるにはあったが,借りた分はちゃんと返し終えている,あいつは「貸」と「借」の字を間違えて書いていたんだというWさんの言い分を裁判官に理解してもらうため,Wさんと故人との関係から飯場での作業員たちの生活ぶりまで細かく聴き取っていきました。周りに何もない山奥の飯場でも,ちゃんと近くに仮設の(?)スナックができるのよ,姉ちゃんも街から稼ぎにくるのよ,なんていうWさんの話についていくのに当時の私は必死でした。

何とか請求棄却の判決を勝ち取った後,高知県出身のWさんから送られてきたのが文旦の10kg箱。美味しいですねとお礼を言うと,そうでしょ,うまいでしょ,また送るよと言ってくれ,本当にその後何年も続けてこの季節に文旦を送ってくれたのでした。

〔lawyer’ blog〕✍ 創立25周年記念コンペ

先日,役員を務めている「さいたま住宅生活協同組合」の創立25周年記念ゴルフコンペに参加してきました。組合員,協力業者,友好団体などから12組45名の参加をいただき,なかなか盛大なコンペになりました。創立25周年という節目のこの1年,色々な記念行事があったのですが,このゴルフコンペが最後の企画になります。

コンペがあったのは,低気圧が通過して“春の嵐”が吹き荒れた一日。1組目がスタートした時には大雨が降っていたのですが,30分後,私たちの組の順番になった時にはもう晴れて,山裾には虹がかかっていました。午前中は風も吹かず絶好のゴルフ日和,でも,スコアは大荒れ。午後に入ると予報通りに10mを超える強い風が吹きつけたのですが,私の調子はなぜか急に上向いて…。ボールは強風をものともせず真っ直ぐ飛び,久しぶりのバーディーまで取ることができました。言い訳ができる状況・条件にならないと力が出ない,つまりは実力がない,ということでしょうか(笑)。

主催者側の人間であることを忘れ,ドラコン賞を2つゲットしてしまいました。商品はこちら。ゴルフコンペの賞品で鉢植えの花は珍しい。参加賞も同じく鉢植えのシクラメン(?)だったので,事務所の中が一気に賑やかになりました。このまま春になってくれると良いのですが,明日からはまた冷え込むようです。本格的な春が待ち遠しいですね。

 

〔lawyer’ blog〕✍ サラメシ その3

火曜日,担当している国選の刑事事件の公判のため,久しぶりに越谷の裁判所(さいたま地裁越谷支部)に行ってきました。国選の刑事事件は,基本的には,事務所所在地を管轄している裁判所の案件だけが配点されます。私の場合,事務所は川口にあるので,普通は,さいたま地方裁判所本庁(浦和)の事件か,川口簡易裁判所の事件を担当することになります。ただ,浦和西警察署の裏にある埼玉県警察本部の留置センターには,本庁管轄外の警察が捜査を進めている事件の被疑者が身柄拘束されているということがたまにあり,こうした被疑者の国選弁護を被疑者段階から担当し,そして公判請求(起訴)されてしまうと,本庁以外の裁判所まで出かけて行かなければならなくなるのです。

越谷支部で国選の刑事事件を担当するのは弁護士22年目にして2度目のこと。渋滞にはまってしまってはいけないと少し早めに事務所を出たところ,法廷ではまだ前の事件の判決言い渡しが始まったところでした。万引きを何度も繰り返してしまっているお婆さんの窃盗事案。過去に何度も執行猶予の付いた判決を受けていて,今回も前回の判決の執行猶予期間がまだ切れていないのに400円余りの商品を万引きをしてしまったという事案のようでした。弁護人は認知症などによる刑事責任能力の減退を理由にして“再度の執行猶予”を求めていたようです。似た事案を今担当しているため,裁判所がどのような判断を示すのか興味を持って聞いていたのですが,裁判官は,前回の裁判の後,専門医の治療を受ける機会があったのに,本人も家族もその機会を活かしていなかったと強く非難し,刑の一部の執行猶予は認めつつも,実刑を言い渡していました。この被告に真に必要なのは“刑罰”なのか,それとも“治療”なのか,なかなか悩ましい…。

担当の事件を終えた帰りに立ち寄った某駅のすぐ前にある居酒屋の焼き魚定食。サバ,紅鮭もあったのですが,銀ダラをチョイスしました。セリのお浸し,里芋・人参の煮物,そして,(写真を撮る時に蓋を開けるのを忘れてしまいましたが)ナメコとお豆腐のお味噌汁付き。これで900円也。味とボリュームを考えると文句のつけようがありません! 和定食,特に焼き魚の定食が美味しいお店にはなかなか巡り合えないので,このお店は私にとってはとても貴重な存在。もう15年以上も通っています。余り大きな声では言えませんが,越谷支部で裁判がある時は,このお店でお昼を食べるため,なるべく昼前後に期日を入れるようにしています(笑)。

〔lawyer’ blog〕✍ “ぽえむ”のこと

ふるさと納税の返礼品,くめざくら大山ブルワリーの「大山Gビール」が届きました。住んでいる自治体から住民税が逃げてしまう“ふるさと納税”ってどうなんだろうと考えていて,昨年までは利用したことはありませんでした。でも,年末,怒涛のように流されたテレビCMに見事に影響され,ついに手を出すことに(情けない…)。せめて所縁のあるところに寄付をしようと,大学卒業後,2年間住んだことがある松江市を第1候補にしたのですが,私が使ったサイトには松江市の返礼品がみあたらず,仕方なく,当時よく遊びに出かけた隣の米子市の返礼品を選びました(正確には間に島根県安来市が挟まります)。ピルスナー,ペールエール,ヴァイツェン,スタウトの4種類がそれぞれ4本ずつ。いや,楽しい。ふるさと納税っていいですね(苦笑)。

米子市からは,この返礼品とは別に,温泉施設の入浴券やら米子高島屋の優待券やらが入った“ゆうパック”が送られてきました。米子に行かないと役に立たないじゃんとその時は横にほおったのですが,ヴァイツェンを飲み進めるうち,何だか当時のことが懐かしくなり,今年のGWの旅行は山陰にしようかなどと妄想し始めました。

行ってみたい場所で真っ先に浮かんだのは『ぽえむ』。会社の同期のT君に連れられてよく行ったジャズバーです。クリフォード・ブラウン好き(リー・モーガンだったかな?)の愛想がよいとはちょっと言えない,でも本当にジャズを愛するマスターが一人でやっていた店でした。この店を訪ねたのはいつも日付が変わってから。客が帰った後で,店の中はからっぽということも多かった。シャッターを閉めて家に帰ろうとしているマスターを,Tが拝み倒し,店を開けさせて鍋を作って食べさせてもらったなんてこともあったっけ。そんなことを思い出しながら,松江,『ぽえむ』,jazzでネットでググってみたところ,そのマスターが2年前に亡くなっていたことを知りました。

『ぽえむ』は,地元の人たちに愛されて,2015年,マスターが亡くなった時まで続いていたようです。私が松江にいた当時は,確か,大橋川の北詰め,東本町の雑居ビルの2階に店はあったのですが,その後,大橋川の南詰め,白潟本町に移転したのだそうです。前の店には窓などありませんでしたが,白潟の店には大橋川を臨む側に広い窓があり,水の都の夕景,夜景を楽しむことができたようです。ライブができるスペースもあって,その様子を撮影した動画もyoutubeにアップされていました。マスター,きっと幸せだったのだろうな。

『ぽえむ』があった場所は,有志によってライブスペースとして維持されてきたようですが,そこもこの3月に取り壊しが始まるのだそうです。20年振りに松江を訪ねることができたとしても,そこには『ぽえむ』はありません。ネットではまだお店のアメブロを見ることができるのに…。さて,今年のGW,どうしたものか。

〔lawyer’ blog〕✍ ホームページのリニューアル

先週月曜日の大雪には参りました。ノーマル・タイヤしか用意していないので,表通りの雪が融けてからも車に乗ることができません。事務所までの通勤はよいのですが,駅から離れたところにある警察署が多いので,接見に出かけるのが大変。タクシーもなかなかつかまらないので,先週水曜日には,某警察署に行くのに,最寄り駅から足下が悪い中,往復約3kmも歩くハメになりました。今週金曜日の空模様も怪しいようですが,できれば積雪はもう勘弁してもらいたいものです。

前回ブログを更新してから,ホームページのリニューアル作業に着手してみました。業者にお願いしようかとも思ったのですが,先立つものがないため,大学生のF君に安いアルバイト代で頑張ってもらいました。この4月からSE(システムエンジニア)として働くことになっているF君ですが,HPの制作・修正作業については経験がなく,「ホームページ・ビルダー」というソフトにも触ったことがないということだったので,正直,どこまで手を加えてもらえるのだろうかと思っていたのですが,若者の吸収力,集中力は凄いですね。1週間余りでここまで仕上げてくれました。大変助かりました。字のポイントは小さくなりましたが,画面はスッキリしたので,読みやすくなっているのではないかと思います。もう少しいじりたいところはあるにはあるのですが,そちらは,また余裕ができたらにしたいと思います。

F君の作業を横目でみながら,私も,HTMLやらCSSなどの本を手にしてみたのですが,老化し始めている頭にはなかなか入ってきません。スペースを挿入したり,改行したりといったごく初歩的なことは何とかできるようになりましたが,表やグラフを作成するといったことは,あきらめるしかないかも…。今の時代,プログラミング言語(HTML,CSSは厳密にはプログラミング言語の範ちゅうには入らないようですが)を身につけるということは,外国語をひとつ覚えるのと同じ,いやそれ以上に役立つことなのかもしれません。

《Staff blog》 壁に向かって

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。サイクリスト事務員です。

 昨年末,最後の最後で風邪をひきました。2017年のロードバイク年間走行距離4000kmまで77km弱を残したまま,大晦日まで過ぎてしまいました。

 その大晦日に走り納めをしたのですが,この日はみぞれが降る寒さでした。日もあたらず,冷蔵庫の中を走っているような感覚でした。

 なんとか78.5kmを走り,2017年の年間走行距離4000kmを達成いたしました\(^o^)/

 2018年の走り初めは,1月3日に行いました。

           
 とてもいい天気でしたね。北風が強く吹いていましたので,往路,北に向かって走っているときは空気が大きな壁となって立ちはだかりましたが,復路は追い風となって快調に飛ばせました。

           

 川越市の入間川大橋からの撮影です。逆光写真で分かりづらいですが,富士山から奥多摩・秩父の山々が一望できます。

           

 入間川大橋の東詰が入間川サイクリングロードの起点となっています。ここから,11.72kmはノンストップ。平均速度は37km/hを上回りましたワーイε=ヾ(*・∀・)/

 人生は様々な壁を乗り越えていかなければなりません。今年の年間走行距離の目標を5000kmと設定し,達成できるように走り続けたいと思います。

 あっ,もちろん仕事も様々な壁を乗り越え頑張ります\\\٩( 'ω' )و ///

 

〔lawyer’ blog〕✍ Peace Love and Understanding

正月はテレビばかり見ていたのですが,3日,箱根駅伝の復路を見終えた後,さすがにこのままどこにも出かけずに休みを終えるというのもと思い,妻と連れ立って初詣に出かけました。最初に向かったのは東京大神宮。ここは伊勢神宮とつながりがあるようで,“東京のお伊勢さま“と呼ばれ,正月には参拝者に甘酒や「赤福」が振る舞われます。ちょっと楽しみにしていたのですが着いてみてびっくり。参拝を待つ人の行列が早稲田通りまで続いていました。冷たい風が吹きすさぶ中,1時間近くも並んでいるのはとても耐えられません。かといって,わざわざ着替えて外に出たので,どこかで初詣だけはしていこうということになり,まず浮かんだのは湯島天神。でも,よく考えたら,今さら学問の神様を拝んでも仕方ありません(?)。怖いものみたさで“富岡八幡宮”というのもよぎりましたが,ここは商売の神様にあやかろうということになり,近くの神田明神に向かいました。清水坂下から宮本公園を抜けて裏口から境内に入り,参拝客の列に切れ目ができたところに首尾よく並ぶことができました。門の外がどうなっていたのか様子はみていないのでわかりませんが,もしかすると,東京大神宮と同様,大行列ができていたのかもしれません。裏口から入り込んで並んでしまってゴメンなさい。

まだ数字は発表されていませんが,今年の初詣,ニュースを見ている限りではそこそこの人出だったのではないでしょうか。デパートの初売りも好調だったようですから,2018年の暮らしの見通しは,もしかすると少しは明るいのかもしれません。でも,賽銭箱をのぞいてもお札はちらほら,熊手も売れているのは小さなサイズのものばかり。北朝鮮の金正恩はミサイルを何発も発射し,こちらも何をするかわからないトランプとチキンレースを続けている,日本だってよく考えてみれば865兆円もの借金(国債)を抱えて,それを解消できるあてもない…。「将来の夢がある」と答えることができた新成人が54%しかいないというアンケート結果に象徴されるように,みんなが元気が出る状況にはほど遠いのが現実なのだと思います。

とてもまともとは思えない指導者の手に核のボタンが握られていることを想像してしまうと,平和について考えることにどれだけの意味があるのかと捨て鉢な気持ちにもなってしまいそうですが,それを何とかおさえて,今年も平和のうちに過ごせますようにと手を合わせてきました。

As I walk through
This wicked world
Searchin’ for light in the darkness of insanity
I ask myself
Is all hope gone?
Is there only pain and hatred, and misery?
And each time I feel like this inside
There’s one thing I wanna know:
What’s so funny ‘bout peace love and understanding? 

 

デイブ・エドモンズらと組んだロックパイルで有名なニック・ロウが,その前,Brinsley Schwarzというバンドを組んでいた時に作った“(What’s so funny)Peace Love and Understanding”(エルビス・コステロのヴァージョンが有名で,コステロの曲と思っている人が多いかもしれません)。ベトナム反戦運動やフランスの5月革命などから若者たちが離れていった後の1974年の作品です。そうした時代背景もあってか,ちょっとシニカルなところも感じる曲なのですが,もうすぐ70歳になる彼がアコースティクギター1本でこの曲を歌っている動画を見ていると,ストレートなメッセージソングに聴こえてくるのが不思議です。

“平和”,“愛”,“理解すること”を語るにも,意外とこの力の抜き加減が大切なのかもしれません。今年1年,肩肘張らずに,それでも頑張っていこうと思います。よろしくお願いいたします。