《Staff blog》ロードレースへ復帰した感

お久しぶりのサイクリスト事務員です。

7月7日、筑波サーキットで「9極の9耐」と銘を打たれた自転車ロードレース大会が開催されました。メインレースは9時間耐久レースですが、私は昨年同様、100kmチャレンジのカテゴリーに出走しました。

青一色のジャージが私です。

筑波サーキット一周2.07kmを49周、101.43kmを戦った結果、2時間45分33秒で完走しました。先頭との差は21分45秒。出走者115人中48位です。昨年のタイムが3時間44分40秒でしたので、59分07秒縮めたことになります。

昨年は8月5日開催で、炎天下の中での戦いでしたが、今年は曇り空で気温も27度程度でしたので、ピットに戻って補給することなく走りきりました。

今年の目標は、当初から3時間を切ることでした。100kmを3時間切って走るには平均速度33.4km/h以上で走り続けなければならず、ピットに戻って補給することは捨てなければなりません。ただ、最近中途覚醒に悩まされて、睡眠が十分取れていませんでしたので、ノーピットインは無理かなと思い補給食をドッサリ持っていきましたが、走る前と走り終わってからの2個しか使いませんでした。

今年、平均速度36.76km/hで走ることができたのは、トップ集団からとり溢れた小集団に混ざっていたからです。

自転車競技は空気の壁との戦いでもあります。単独で101.43kmを35km/hを維持して走ることはなかなかできないことです。先頭を交代しながら空気抵抗を分担することで高速の巡航を維持することができます。昨年はほぼ単独で走っていましたから、4回もピットインし、平均速度は27km/hでした。

今年は小集団の中にいて、自分も度々頭を引きました。そのことでレースを楽しめましたし、若い時期、すべてを注ぎ込んだ自転車ロードレースに、本当の意味で復帰した感じがしています。

チームメイトのT君(19歳)も同時に100kmチャレンジに出走しました。彼は今年の2月からロードバイクに乗り始めたのですが、私よりわずか53秒遅れでゴールしました。若いとはそれだけですごいことですね。でも、まだ負けるわけにはいきません。

昨年は、ゴオオオという感じで抜かされていた先頭グループも、今年はジワジワ抜いていく感じで、どんな人が先頭を走っているのか観察することができました。ここまできたからには、来年は先頭集団で戦い、勝負に絡めるように、また一年間練習を積み重ねていこうと思います。

レース中、声援を送り続けてくれた友人と娘に感謝します。声援は力になりますね!