〔lawyer’ blog〕✍ 図書館がないと…

この仕事をしていると,調べ物をするために図書館を利用することがよくあります。昨日,さいたま地裁での仕事を終えてから向かったのは,広尾にある都立中央図書館。

ここの蔵書・資料の検索システムはかなりの優れもので,端末画面で目的の本を探して請求票ボタンをクリックするだけで閲覧申請手続は完了。モニターに自分の請求番号が映し出されたら,カウンターで本を受け取って閲覧室へ。閲覧室にはノートPCも持ち込むことができます。新刊・近刊の雑誌や最高裁判例解説(ちょっとマニアック…)は開架式の書棚に並んでいてすぐに手に取れるし,コピーサービスも平日だとそれほど待たずに仕上がってきます。とても快適です。もう一つ,この図書館,有栖川宮記念公園の中にあるので,今の季節は緑がとても気持ちいい!

本当はもっと近くに使える図書館があるとよいのですが,浦和にあった県立図書館は,一昨年,突然閉館してしまいました。熊谷,久喜にも県立図書館はあるにはありますが,施設は老朽化していますし,キャパも小さい。それに,そもそも県南地域からはとてつもなく遠い… 埼玉県のHPによると,浦和図書館に代わる新しい図書館をつくるかは,時期・場所も含めて検討中ということのようです。このまま図書館はつくらないなんてことになったら(まさかそんなことにはならないとは思いますが…),埼玉県の民度が問われてしまいます… 早く図書館できないですかね,できれば川口に。