12/16(日)「荒れる気候の時代に 命を守る水害対策を考える」のご案内

八ッ場ダムの本体工事中止を求めて住民訴訟を一緒に闘った「八ッ場あしたの会」の皆さんが,今年7月の西日本豪雨水害を受け,河川行政の転換を求める集会を企画されました。

八ッ場ダム住民訴訟で私たちは,ダムに頼った治水対策は効果的なものとは言えず,堤防の強化など別の治水対策に力を入れるべきであることも指摘してきました。最近の水害の激甚化は,これまでの治水対策に問題があったことを浮き彫りにしています。

今回の集会には,滋賀県知事の時代,6つのダム計画を凍結し,流域治水条例を全国に先駆けて制定した嘉田由紀子さん,八ッ場ダム住民訴訟を支えてくださった水源開発全国連絡会代表の嶋津暉之さんらがゲストとして参加されます。師走の日曜日の集会になりますが,関心がある方は,ぜひご参加ください。

【日時】12月16日 日曜日 午後1時半~  【会場】全水道会館(水道橋) 4階大会議室

 

10月31日(水)埼玉弁護士会主催「外国人学校を考える ー朝鮮学校の高校無償化排除・補助金支給停止問題を中心にー」のご案内

埼玉弁護士会が主催するシンポジウム「外国人学校を考える -朝鮮学校の高校無償化排除・補助金支給停止問題を中心にー」が,今月31日午後6時から埼玉会館小ホールで行われます。外国人学校の現状やそれを取り巻く問題点について,特に朝鮮学校への補助金不支給問題を中心に考えていきます。当日は,元文部科学事務次官の前川喜平さんの基調講演のあと,前川さん,一橋大学名誉教授田中博さんらをパネラーとしたパネルディスカッションを予定しています。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

 【日 時】 10月31日(水)午後6時~   
 【場 所】 埼玉会館小ホール

  *入場料は無料,事前申込みは不要です。

 
 【問合せ先】埼玉弁護士会
    TEL:048-863-5255

9/15(土) 第61回日本弁護士連合会人権擁護大会プレシンポジウム 「多文化共生のために~教育の現場から~」

第61回日本弁護士連合会人権擁護大会のプレシンポジウム,「多文化共生のために ~教育の現場から~」が,9月15日の土曜日に埼玉会館で行われます。

日本で暮らす外国籍の方の数は250万人を超え,県内でも17万人の外国籍の方が暮らしています(全国第5位)。もちろん,そのなかにはたくさんの子どもも含まれています。学校,進学の場面,地域社会,家庭と様々な場面で苦難に直面することのある「外国につながりのある子ども」について,教育現場における課題や支援のあり方を広く市民の方々に知っていただき,今後の施策について考える場としたいと思います。多くの皆様の参加をお待ちしています。

【日  時】 2018年9月15日(土) 
    14:00  開演(13:30開場)
【場  所】 埼玉会館3階 3C会議室
【申  込】 不要
【参加費】 無料
【お問合せ先】 埼玉弁護士会
     TEL:048-863-5255

※ 当日は,手話通訳も用意しています。

夏季休業のお知らせ

誠に勝手ながら,8月13日(月)から17日(金)までの間,夏季休業とさせていただきます。
20日(月)から通常営業となります。
ご迷惑をおかけしますが,よろしくお願いいたします。

埼玉弁護士会主催 映画『獄友』上映会 8/9(木)

埼玉弁護士会の主催で,ドキュメンタリー映画『獄友』の上映会が行われます。この映画は,冤罪(えんざい)により獄中での生活を強いられた5人の冤罪被害者を追った作品で,『SAYAMA みえない⼿錠をはずすまで』『袴⽥巌 夢の間の世の中』で 冤罪に迫った⾦聖雄(キム・ソンウン)監督の最新作になります。

“奪われた時間の中で,彼らは何を失い,何を得たのかを描き出す。
そこからあぶり出されるものは,司法の闇であり,人間の尊厳であり,命の重さだ。” 
                     (映画「獄友」プロジェクト HPより)

冤罪,日本の刑事司法の問題点等について考える良い機会になるのではないかと思います。皆さまお誘いあわせのうえ,ぜひご参加ください。

 

埼玉弁護士会主催,日本弁護士連合会 共催 

映画「獄友」上映会 キム・ソンウン監督

【日時】8月9日(木)午後6時30分開演(午後6時開場)
    ※ 入場無料,予約不要。会場の定員は400名。

【場所】浦和コミュニティセンター多目的ホール(浦和パルコ10F)

【問合先】埼玉弁護士会 TEL:048-863-5255

 

GW期間中の営業について

ゴールデン・ウィーク期間中ですが,5月2日水曜日はお休みとさせていただきます。1日火曜日は通常通りの営業となります。

よろしくお願いいたします。

3/21(水・祝)「すべてのくらしは憲法25条から 第2回埼玉集会」のご案内

25条埼玉集会実行委員会の主催,埼玉弁護士会,埼玉司法書士会の後援で,「すべてのくらしは憲法25条から 第2回埼玉集会」が3月21日(水),埼玉会館小ホールで行われます。

自助と自己責任を強調した社会保障制度改革推進法が2012年に成立してから,医療,介護,年金,生活保護などあらゆる社会保障分野で給付の削減が推し進められ,憲法25条が定める生存権の保障がおびやかされています。
今回の集会では,結核の療養患者であった故朝日茂さんが,長年音信不通であった兄から仕送りを受けることになった際に行われた生活保護変更処分の違憲性を訴えて最高裁までたたかった「朝日訴訟」の記録映画『人間裁判』が上映されます。また,基調講演は,TV番組のコメンテーターとしてもお馴染みの木村草太首都大学東京大学院教授が行います。

誰もが健康で文化的な生活を送る権利を保障した憲法25条の意義について改めて考えてみる良い機会になるかと思います。ぜひ,お出かけください。

3/21(水・祝)埼玉会館小ホール

12:30開場,12:45~記録映画「人間裁判」上映,13:30~16:30 基調講演,リレートーク

3/30(金)~4/5(木) “田中正造VS小口一郎版画展”のご案内

田中正造と足尾鉱毒事件を題材とした版画をライフワークとした版画家小口(こぐち)一郎の版画展が行われます。鉱毒で汚染された田畑を取り上げられ,北海道佐呂間町に入植した旧谷中村の村民たちの苦難を描いた版画集「鉱毒に追われて」は2013年に映画化されて話題になりました。今年は明治150年を迎えますが,明治期には富国強兵,殖産興業の陰で,多くの平民が苦役を強いられ,自然も破壊されました。日本の公害の原点とも言える足尾鉱毒事件の一部始終を版木に刻み遺した小口一郎の作品を通して近代史の光と影を考える機会にという企画です。八ッ場ダム住民訴訟を支えていただいた茨城の実行委員の方からご案内いただき,私も賛同人になっています。

埼玉からですと少々離れた場所でのイベントですが,この頃には暖かくなり,桜の季節になると思います。どうぞお出かけください。

■田中正造VS小口一郎版画展

日時:3月30日(金)~4月5日(木) 10時~18時 入場無料

会場:とりでアートギャラリーきらり

主催:取手小口一郎版画展実行委員会 資料提供:小口一郎研究会 後援:取手市・取手市教育委員会

埼玉弁護士会主催:憲法と人権を考える市民のつどい 3/9(金) 映画「第九条」上映会,青井美帆さん講演会・「最近の憲法9条改正論」について 

3月9日金曜日に埼玉弁護士会主催の“憲法と人権を考える市民のつどい”が埼玉会館大ホールで行われます。今回取り上げるのは憲法改正問題,特に憲法9条をめぐる最近の議論状況について考えてみようという企画です。

2016年に公開された映画「第九条」(脚本・監督 宮本正樹)の上映が行われます。近未来を舞台にして,憲法改正の検討に入った時の政権が,国際ボランティアNPOの職員,防衛大学生,弁護士,ニートなど様々な職種の12名の若者からなる諮問委員会に憲法第9条の改正についての賛否を議論させるという密室劇です。彼らは沖縄の米軍基地問題,核,拉致問題など様々な角度からの激しい議論を通じて9条の意義を考えていくことになります。果たして,その結論は…。また,当日は,新進気鋭の憲法学者,青井未帆学習院大学法務研究科教授による講演“「最近の憲法9条改正論」について”も行われます。

今年に入ってにわかに注目を集めている憲法改正問題ですが,今,憲法改正についてどのような議論がなされているのか,何が問われようとしているのかを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。ご関心ある方はぜひご参加ください。

憲法と人権を考える市民のつどい 主催:埼玉弁護士会 共催:日本弁護士連合会,関東弁護士会連合会

3月9日(金) 埼玉会館大ホール 午後6時開場 午後6時30分開会

※ 入場は無料です(事前予約不要)。

 

署名へのご協力をお願いします 【福島原発避難者訴訟】

原発関連訴訟のうち“福島原発避難者訴訟”は,2018年3月22日,最初に提訴した第1陣について判決が言い渡される予定です。弁護団と原告団では,10万筆の署名を集めて裁判所に公正な判決を求める要請行動を行うことにしています。

福島避難者訴訟とは,福島第一原発事故周辺地域(広野町,楢葉町,富岡町,大熊町,双葉町,浪江町,川内村,南相馬市ほか)に居住していて避難を余儀なくされた被害者たちが 原告となり,同原発に一番近い福島地方裁判所いわき支部で行っている集団訴訟です。 原告たちは原発事故により,地域コミュニティ(ふるさと)から無理やりひきはがされ,従来 の生活とその基盤を根こそぎ奪われ,いわば全人格的被害を受けています。原発事故は,こうしたこれまでの公害被害に類例を見ない深刻で広汎かつ継続的な被害を生み出しています。 被害者の生活再建,再出発を行なうために必要な賠償,原状回復が図られるべきと考え,財物等の賠償,避難慰謝料に加え,“ふるさと喪失”についての賠償も求めて集団訴訟を提起しました。

この3月22日に予定されている第1陣の判決は,避難者訴訟だけではなく,原発被害者らが全国各地で申し立てている同種訴訟の今後の動向にも影響を与える重要な意味を持ちます。ご賛同いただける方は,下の署名用紙をダウンロードしてぜひ署名をお寄せください。よろしくお願いいたします。

原発避難者訴訟 説明文

原発避難者訴訟 (署名用紙)